昔から各地で存在している「水治療」
水というのは、古今東西病気の予防や治療のために使われていました。神話とかおとぎ話でも、奇跡の力があるという水の話が出てくるお話を聞いたことがあるでしょう。このような話は世界中のどこにでも存在しています。ヨーロッパでは昔から水を飲むことで病気を治す「水療法」が用いられています。フランスのヴィシー、ドイツのバーデン・バーデン等では今も薬効を求め訪れる人が多くいます。「薬」は科学的に作られていて、病気に効果があります。しかし、正しく服用していたとしても思わぬ副作用がある場合もあります。
人間の体は60%以上が水でできています。ということは、きれいな水を正しく摂取すればとても健康に良いこということになります。健康食品・サプリメントを摂取するより、天然水を飲んだほうが健康になれるでしょう。自身の体の症状・状態により、摂取する水の種類を変えましょう。
最近お肌のしみやたるみが目立ってきたという方、天然水は美容に効果的ということをご存知でしたか?しみやたるみというのは老化することで増えますが、老化というのは水分が減っていることからきています。高齢者は体内の水分が50%くらいとされています。
天然水と美容についてなんですが、まず天然水は上記のようにとにかく健康によい!という効果がありますね。毎日健康でいられれば、美肌にも効果があります。
ストレスは肌にダメージを与えるからです。
飲み水は究極の化粧水
美肌のための水分補給ですが、「飲み水は究極の化粧水」とも言われています。化粧品は一般的に外面をきれいにするものであり、正しい水分補給は内面をきれいにしてくれるからです。
水を正しい種類・方法で飲むことにより、美しい肌を目指すことができます。
ここで美容のための天然水の飲み方を紹介します。まず、「アルカリ性ミネラルウォーター」または「炭酸水」を選びましょう。飲む量ですが、いくら天然水が健康によいといっても飲みすぎるとかえって逆効果になるので量を守り、1日の水分補給目安を1.5~2Lとしましょう。水はあまり冷やしすぎないというのもポイントです。基本は25度以下で飲むのが最適です。
消化器官に負担となるので、グビグビと一気飲みはせずにこまめに分けて噛むように飲みましょう。
朝目覚めたときは喉がとても渇いていますよね?人間は眠っている間でも汗をかいているため、睡眠中にコップ一杯分の水分が失われているそうです。ですので、朝起きた時はコップ一杯の天然水を飲みましょう。こうすることで消化器官が適度に刺激されて、目覚めがよくなります。
天然水の種類
さて、天然水には「軟水」「硬水」があります。これは含まれているカルシウム・マグネシウムの量の差で分けられていますが、美肌が目的の場合はどちらの種類の天然水がおすすめなのでしょうか。
それぞれに特有の効果があります。
まず「軟水」は、カルシウムとマグネシウムがあまり含まれていないため、胃腸への負担がすくなく、代謝を促進して老廃物をよく出してくれて、皮膚細胞の活性化・肌荒れの予防にもなります。一方「硬水」は、運動した後のカルシウム・マグネシウムの補給をよくしてくれて、便秘解消の効果もあり、ダイエット中のミネラル不足を解消してくれます。
ということで、一般的な美容・美肌にとっては軟水がおすすめですが、ダイエットや便秘解消には硬水がおすすめとなります。また、硬水を飲む時はレモン汁などにしてビタミンCも一緒に飲むことで、吸収がよくなります。
記事まとめ
しみやたるみを抑える美肌にも化粧品よりも天然水が効果的というお話でした。
毎日健康でいられるということは、美肌などの美容にも大きく関係していますからね。
美肌・美容なら特に軟水がおすすめです。天然水にもいろいろあるので、自分が一番飲みやすいものを選びましょう。